仙台の行政書士より241126心のメッセージ
本日は午前中、心の障がい者の就労支援のご相談を、午後は建設業許可申請とNPO法人設立に関するご相談をお受けいたします。
今日は、前島誠先生の言葉のご紹介です。
イエスに触れていただくために、人々が子どもたちを連れて来た。弟子たちは彼らを叱った。イエスはこれを見て憤り、、弟子たちに言われた。「子どもたちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである……」
そして、子どもたちを抱き上げ、手を置いて祝福された。 [マルコによる福音書・10章13-16、一部要約]
今こそ、幼児は大切にされていますが、二千年前の世界では、女性と子どもの地位はかなり低いものでした。群衆の人数などは、成人男子(十三歳以上)だけを数えるのが常識で、女、子どもは員数外だったのです。このような時代ですから、弟子たちが「彼らを叱った」ことも当然と言えましょう。
これに対して、イエスは「憤り」とあります。この一事を見ても、彼がどんなに独創的な人物だったかがわかります。その時代の常識に、イエスはあえて逆らって生きたのです。
常識の厄介な点は、考えかたを安易に固定してしまうところでしょう。心を柔らかに保つためには、彼のこの姿勢に倣うことが大切なのです。