仙台の行政書士より241126心のメッセージ
本日は、シャロームの会で心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
目標達成のためには、具体的にゴールを明確にすることです。すなわち、いつまでに、何を、どのくらいと、抽象的ではなく数字でそれぞえれを示すことです。さらに、人生の達人になると、見事に決めた期限よりも前に物事を達成することができるものです。
ある会社での出来事です。1200名の顧客管理が不十分であったことに気づき、それを5名のチームで洗い直すことになりました。12ヶ月で1200名ですから、「月に100名ずつ整理していこう」と素人は考えます。しかし経験のある人は、最初の3ヶ月で600人。そして10ヶ月目に完成、というふうに前倒しにします。なぜなら、最初のうちは容易に数多くこなすことができますが、最後の方になると、一体その相手がどこにいて、今、どうなっているか、ということを探すのに大変な時間と労力を要することを、経験上知っているからです。
世界で冨と名声を得たと記録された人、いわゆる「成功者」と呼ばれる方々の条件は、上記のように明確な目標を持って生きてることのようです。しかし、人生に目標を定め、それを実行する人は5%に過ぎず、残り95%はしっかり目標を立てた人たちのために仕えて人生を終える、と言います。どちら側にいてもそれはその人の人生ですが、願わくば、『このように生きていきたい』と願いがかなう選択ができたらいいですね。
あなたのいつくしみは、いのちにもまさるゆえ、わがくちびるはあなたをほめたたえる。(詩編63:3)