もしあなたを憎む者が飢えているなら…

　本日は午前中、宗教法人設立申請とNPO法人設立申請のご相談をお受けし、午後はシャロームの会のメンバーケア会議に出席して、夕方は幹部会に出席いたします。

　今日は、チョー・ヨンギ先生の言葉のご紹介です。

　もしあなたを憎む者が飢えているなら、パンを食べさせ、渇いているなら、水を飲ませよ。あなたはこうして彼の頭に燃える炭火を積むことになり、主があなたに報いてくださる。（箴言25・21～22）

　三浦綾子の小説『氷点』は若い医師の家庭で起こったことです。ある日医師は妻と幼い娘を連れて戦争映画を見ました。幼い娘が尋ねました。「なぜあんなに戦って死ぬの。」「敵だからだよ。」娘は敵の意味を聞きました。その時彼は医大生の頃教授に言われたことを思い出しました。「敵とは最も親しくしなければならない相手のことなんだよ。」その後不幸なことに娘は悪党に殺害され、犯人は留置所で自殺しました。しかし医師は犯人の娘を孤児院から連れてきて育てました。
　私たちは敵に仇で報いるのではなく、愛で報いなければなりません。敵が飢えているなら食べさせ、渇いているなら飲ませ、寒さに震えているなら着せてあげなければなりません。こうするとき父なる神が判断なさり、行いの通り報いてくださるのです。そして満ち溢れる祝福で満たして下さるのです。

　あなたは赦して愛するべき敵がいますか。