蜜を見つけたら

　本日は午前中、心の障がい者の就労支援と財産管理等成年後見に関するご相談をお受けし、午後は、シャロームの活動について月刊ティグレの取材をお受けいたします。尚、夕方は東北学院と仙台同窓会との役職者懇談会に出席いたします。

　今日は、チョー・ヨンギ先生の言葉のご紹介です。

　蜜を見つけたら、十分、食べよ。しかし、食べすぎて吐き出すことがないように。（箴言25・16）

　ある金持ちが人生という海辺に立っていました、向こう岸は天国でした。その時一人の天使が現れて、海を渡って向こう岸に行き着くためには粗末な筏で漕いで行かなければならないと言いました。その筏に金持ちは自分の財産を積み上げました。天使が「この筏は大変古いものですから、そんなに荷物を積むと沈んでしまって向こう岸には行き着けないかもしれません。」と注意しましたが、金持ちは続けて荷物を積み続けました。お金の箱、宝石の袋、骨董品、美術品、衣服、食べ物これらの品物を全部積んで金持ちは海を渡り始めました。しかし間もなく大波が押し寄せてきて筏をうち、筏は沈んでしまいました、
　貪欲は霊魂にあまりにも大きな荷を負わせます。蜜は甘くて身体によいものですが、食べ過ぎるならば、かえって害になります。何でも節度がありその中で使うからよいのであって、過ぎるならばかえって害になります。欲を出して度が過ぎるなら害になるのです。

　あなたは貪欲に捕われてはいませんか。