仙台の行政書士より241126心のメッセージ
本日は、宗教法人設立とNPO法人設立に関するご相談をお受けするため、宇都宮市に出かけます。
今日は、丸山芳浩先生の言葉のご紹介です。
ニコニコ寮という教会の寮に「問題児」と言われる子どもたちが大勢押し寄せてきました。彼らと一緒に生活する中で学んだことのおすそ分けをしたいと思います。
暴走族、シンナー少年、校内暴力…。そこまで行かなくても、お子さんがゲーム三昧、プレイヤー+イヤホンで家族との会話をシャットアウトしている、等の「困ったなあ。」と思うことがあるのではないでしょうか?
「問題行動」と見える様子を目の当たりにすると、親や周囲の大人たちはその行動にブレーキをかけようとします。ゲームの時間を制限する、音楽プレーヤーを取り上げる、という対策がそれです。ところが、そうすることで逆に問題行動がエスカレートしてしまうのです。
なぜでしょう?私もなぜだか分りませんでした。しかし、共に過ごしている内に、「問題と見える行動の背後には、そうせざるを得ない理由がある」ということが見えてきました。何かの理由無くして行動は生まれません。外からは問題と見えますが、彼らの内では必要だからそうしているに過ぎず、逆にそれを取り上げられたら苦しみが増すので、防衛するために抵抗していたのです。
理由は必ずあります。まずそれを知ろうとすることです。これが真の問題解決への第一歩となります。