猫を追うより皿を引け

　本日は午前中、建設業許可申請と永久許可申請のご相談をお受けし、午後はNPO法人設立認可申請と心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。

　今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。

　大人とは180度思考ができる人です。すなわち、180度向こうから物を見ることができる人。大人の人間関係はスムーズです。なぜならば、相手の立場に立って物事を見、考えることができるからです。一方、子どもは0度思考。こちらからしか物事が見えません。相手の立場に立てないので、人間関係はいつも「相手が悪い」と不平不満が絶えません。人間関係のトラブルが続くということは、こちら側からしか物事を見ていない証拠と言えます、
　「猫を追うより皿を引け」という言葉があります。皿のサンマを盗んだ猫を追いかけるのは、子どもです。大人は、そもそも猫が近寄るようなところにサンマを置かず、お皿にサンマを載せ、その上にラップをして冷蔵庫にしまいます。子どもは反応する人、大人は対応する人と言ってもいいでしょう。
　「どうしてこんなことが起こるのか！」と出来事に反応するのではなく、「どうしたら、このことが解決できるのだろうか？」と大人は常に対応します。「こちらからではなく、向こうから」「反応ではなく、対応」を心がけたいものです。