大酒飲みとむさぼり食う者とは…

　本日は、仙台純福音教会の主日礼拝に出席いたします。

　今日は、チョー・ヨンギ先生の言葉のご紹介です。

　大酒飲みとむさぼり食う者とは貧しくなり、惰眠をむさぼる者は、ぼろをまとうようになるからだ。（箴言23・21）

　12世紀イランで最も強大な力をもった政治家にハッサン・ソボという人がいました。ハッサンに敵対した者はすべて暗殺されました。ハッサンは麻薬の一種である「ハッシシ」を手につけており、鷹の要塞と呼ばれた要塞に若者たちを集めて暗殺訓練をしました。まずうつろな夢に落ちている乱暴者たちを集め訓練所に入れます、青年たちは毎日美しい女と山海の珍味でもてなされます。彼らを快楽の沼に陥れるのが目的です。結局は麻薬まで服用するようになった彼らを一旦家に帰します。しかし快楽を味わった者たちはそれを忘れることができず現実に適応することができないのです。そのときハッサンは彼らを再び集めて特殊訓練をします。すると青年たちは殺人でもなんでも、いのちがけでやるようになるのです。
　飲み食いしながらお金を浪費し、快楽を追い求める人は、自分だけでなく周りの人をも引きずり込みます。しかしこのような人の行き着くところは、破滅なのです。
　
　あなたは快楽の誘惑におちてはいませんか。