仙台の行政書士より241126心のメッセージ
本日は午前中、心の障がい者の就労支援と相続申請それぞれのご相談をお受けし、午後は、エスパル5階で開講いたします河北TBCカルチャーセンターで「エンディングノート~あなたの人生と財産の遺し方(第1回)」のお話をさせていただきます。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
「ほめ育て」という言葉があるように、人育てをする際、相手をほめることは必要不可欠な要素です。しかし、「ほめるというと、相手を操作しているようなイメージがあって抵抗があります」と言われる方がいました。私もこの「操作的にほめる」には抵抗があります。私は「操作的にほめる」を「おだてる」と言っています。「ほめる」と「おだてる」の違いとは何か?と聞かれたら、「ほめることは相手を操作することではありません。しかしおだてることは相手を操作することです。」と申し上げるようにしています。ほめることは相手に関心があるからすることです。一つの愛情表現です。しかしおだてることは相手に関心はありません。関心は、自分の都合にあります。ただ相手を喜ばせること、それがおだてることです。結果、相手をほめることは、相手にエネルギーを与えますが、おだてることは、巧妙に相手からエネルギーを奪っていることになります。およそ人育てとは縁遠い世界になります。相手に関心があるかないかは、相手の変化に気がついているかいないかで分かります。