仙台の行政書士より241126心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と心の障がい者の就労支援のご相談をお受けして、午後は、心の障がい者の就労支援基礎セミナーでお話をいたします。尚、夕方は異業種交流賢人会の例会に出席いたします。
今日は、チョー・ヨンギ先生の言葉のご紹介です。
若者をその行く道にふさわしく教育せよ。そうすれば、年老いても、それから離れない。(箴言22・6)
ある日曽子の妻が、市場について来ようとする子どもたちに、帰ってきたら豚肉を焼いてあげるからとなだめてやっと家に帰らせました。そうして妻が市場で買い物を済ませて帰ってくると、夫の曽子が豚小屋から豚を出して殺そうとしていました。「子どものおやつに豚を殺そうとするのですか。どうしてそんなことをするのですか。」という妻に曽子は静かに話すのでした。「子どもたちにその場しのぎの嘘や冗談を言ってはなりません。子どもたちは考えが深くないので言われたことをそのまま受け止めます。両親が教えることによって子どもたちは人間の道理を悟るようになりますが、子どもに嘘をつくことは嘘を教えることになるのです。」結局曽子は豚を屠って子どもたちに焼いてあげました。
教育学者の言葉によると人間基礎的な人格が完成する時期は六歳の時だそうです。ですから幼少期の家庭教育がその子の一生を左右すると言っても過言ではないのです。親は言葉を慎み、良い言葉、きれいな言葉を使用し、行動も慎んで模範的な態度を教えなければなりません。また親は信仰の模範にもなるよう、御言葉と祈りとで幼い子どもたちを教える義務があります。
あなたは子どもの教育のために、自らどれほど模範を示していますか。