仙台の行政書士より241126心のメッセージ
本日は、チョー・ヨンギ先生を講師としてお迎えし、仙台国際センターで開催される「主に立ち返る祈祷会」に出席いたします。
今日は、チョー・ヨンギ先生の言葉のご紹介です。
富む者と貧しい者とは互いに出会う。これらすべてを造られたのは主である。(箴言22・2)
ある若い女教師がナバホのインディアン保護区の中にある、初等教育の学校に赴任しました。この先生は毎日学生五名を指名して算数の問題を解かせました。ところが子どもたちはぼんやりと立って全く問題を解こうとしません。先生はその訳を聞いてみました。その答えは彼女を驚かせました。インディアンの学生たちは幼いときからお互いの国家や個性、人格を尊重して生きるように教えられます。彼らはクラスの中には数学の問題を解けない子もいることを知っていました。ですからもしかするとできる子に優越感を植え付け、できない子には劣等感を植え付けることもあるのでした。そこで彼らは全員が解かないことにしたのです。
私たちは誰もが当然のようにお互い競争し、それによって差別し合って生きています。ところが今日の言葉が、貧しい人も富める人も同じように父なる神が造られた人間であることを教えてくれます。すべての人は父なる神の御前で平等です。私たちもすべての人に平等に対するべきです。人種差別は撤廃しなければならないのです。
あなたは他人を自分よりも優れていると思い尊重していますか。