仙台の行政書士より241126心のメッセージ
本日は午前中、NPO法人設立申請と建設業許可申請のご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は、チョー・ヨンギ先生の言葉のご紹介です。
愚かな者は英知を喜ばない。ただ自分の意見だけを表す。(箴言18・2)
二人の旅人が馬に乗って旅を続けていました。一人は盲人でした。二人は野宿して一夜を過ごし、朝になって盲人は鞭と間違えて寒さのために堅くなっている蛇をつかみました。暫くすると日がのぼり、明るくなったのでもうひとりの旅人がそれを見て慌てて言いました。「あなたが持っているのはむちではなく蛇ですよ。早く捨てなさい。」すると盲人は、「何ですって。私が盲人だと思って騙そうとするのですか。あなたは私が良い鞭を得たのでねたましいのですね。」と言って怒るのです。そのうちだんだん暖かくなり、蛇の身体もとけて元気を取り戻し、盲人の腕にかみつきました。こうして忠告を無視した盲人は馬から落ちて死んでしまいました。
人は多くの人からいろいろな忠告を受けて、学ぶことによって明哲を得るのです。明哲とはよく悟り、理解することです。他人の話を耳を傾けないならば、可能性を自ら遮ってしまうのです。同じように自分の主張だけをたてて、知恵と知識の根源である父なる神の御声を聞き入れない人は、この世を生きていく知恵を得ることはできません。
あなたは父なる神のみ声に耳を傾け、その御心に従うために努力していますか。