仙台の行政書士より241126心のメッセージ
本日はシャロームの会で心の障がい者の就労支援セミナーを開催いたします。
今日は、井出かほる先生の言葉のご紹介です。
小惑星探査機“はやぶさ”の奇跡は、渡辺謙さん主演の映画にもなり、ご存知の方も多いのではないでしょうか。様々な困難と、決してあきらめない人々の情熱によって、小惑星“イトカワ”からサンプルを採取し、往復七年かけて地球に戻ってきました。
はやぶさプロジェクトの成功のカギは、加点法志向にあったと言われています。イオンエンジンが稼働開始したら50点、それが1,000時間稼働したら100点、イトカワへの着陸が成功したら200点、最終的にイトカワからサンプル入手できたら500点になる、というふうに加点法で評価したのです。
ゴールを100点として何が足りないのかを見る“減点法”志向ではなく、何がプラスだったかを見る“加点法”志向は、プロジェクトメンバーのモチベーションを維持し、新しいアイディアを次々と生み出し、様々な困難を打ち破ったのです。
「まず、自分に対して加点法でいこう」と私は決心しました。「命が与えられて生かされている。その時点で100点満点。すばらしい。今日もここまでできたから、すばらしい。よくやった。200点」。そう語りかけていると、自分の中から自然にあたたかい力があふれてきました。加点法志向があなたの人生を確かな方向に導きます。