仙台の行政書士より241126心のメッセージ
本日は午前中、一般社団法人とNPO法人設立に関するご相談をお受けし、午後は心の障がい者の就労支援のご相談と財団法人仙台国際育友会の評議員会に出席いたします。
今日は、丸山芳浩先生の言葉のご紹介です。
私の父は80歳までゴルフを楽しんでおりました。生前の父を知る人は「お父さんんは崩れなかったなー。ボールがラフに入ろうが、バンカーに捕まろうが、きっちり寄せてきた」と語って下さいます。私はその「崩れない秘訣」が何なのかを知っています。早寝早起き、腹八分、定例の仕事…と、普段の生活を崩さないでいる力がそのまま崩れないゴルフとなって現れたのです。
ではその規則正しい生活をさせた力は何だったのでしょう。それは意外なことに、40代で発症した糖尿病でした。一病息災という言葉がありますが、病気になったお陰で減塩食に切り替え、父は節制に努めました。その結果、60歳からの20年間は健康を享受し、息子の私から見てもうらやましいくらいの人生を楽しみました。
カウンセラーは、崩れそうな、いえ、既に崩れ落ちてしまったクライエントを引き上げ、支える働きをします。時にカウンセラーを引き下げることに一生懸命なクライエントとも出会います。ここでカウンセラーが挫けず、腹を立てることもなく、ひたすら踏み台になっていけるかどうかは、この「崩れない秘訣」、つまり規則正しい生活をしているかどうかにかかっています。人からは見えない部分であり、誰も問うことができないからこそ、いっそう精進していきたいものです。