人の心の高慢は破滅に先立ち、謙遜は栄誉に先立つ

　本日は午前中、旅行業登録申請と一般社団法人設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は障がいのある方の雇用促進フォーラムに出席し、夕方はシャロームの会のイタリア精神保健を学ぶ会でお話をさせていただきます。

　今日は、チョー・ヨンギ先生の言葉のご紹介です。

　人の心の高慢は破滅に先立ち、謙遜は栄誉に先立つ。（箴言18・12）

　ひざまずいて墓石を仕上げている石工がいました。彼は汗を流しながらも、石を削り整えていました。そして最後に銘文を刻みました。その様子をじっとみつめていた政治家が石工に近づいて言いました。「私も石のように堅い人たちの心を、あなたのように柔らかく整える技術があればいいなと思います。そして石に銘文が刻まれるように人々の心と歴史に私自身が刻まれたらいいなあと思います。」すると石工が答えました。「先生も私のようにひざまずいて仕事をするなら可能でしょう。」
　謙遜な人はいつも自分自身の不足を悟り、発展するために努力するので、続けて発展します。そういう人はまた、他の人々を見る時、そのよいところを探し出して、自分よりも他人を優れた人と思い謙遜に学びます。だから個人的に成功することは勿論のこと、人々から称賛と尊敬を受けるようになり、父なる神が高めて下さることにより、父なる神と人々との前で尊き人となれるのです。

　自分自身だけを表すために努力したことはありませんでしたか。