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男性を理解するポイント

菊地茂

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 本日は午前中、建設業許可申請とNPO法人設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、メンバー全体会とA型事業検討会に出席いたします。

 今日は、高木裕樹先生の言葉のご紹介です。

 人は誰でも、「自分が自分でいられる場所」を必要としています。特に男性は、自分のありのままをさらけだすことのできる場所を求めています。
 友人宅に用件があり電話をいたしました。奥様が電話に出られたので、「ご主人いらっしゃいますか?」と聞きますと、「あいにく、今留守にしています」と答えられました。そこで、「何時頃お帰りですか?」と尋ねますと「遅くなりますが・・」という返事。さらに「どちらに行かれていますか?」とお伺いすると、奥様はちょっと決まり悪そうに「わかりません・・」とおっしゃいました。奥様はご主人の居場所を知らず、ご主人も奥様に何も知らせずに出かけておられたのでした。
 「男性はヒーローになりたがる」というシリーズで寄稿させていただいていますが、私は、まさにこのご主人は、ヒーローだなと思いました。
 ヒーローは居場所不明なのです。ウルトラマンは光の国からやってきたといいます。「光の国?」と聞かれてもどこにあるのか分かりません。
 男性は、さながらこのウルトラマンに似ているのかもしれません。ヒーローである男性は「自分が誰の侵略も受けずに、自分のままでいられる場所」を必要としているのです。
 居場所不明の男性というのは、自分のヒーロー性を発揮したくてたまらないタイプかもしれません。そんな男性のヒーロー性を理解してあげると、ひと味違った夫婦関係が生まれます。


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