仙台の行政書士より241123心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と株式会社設立申請のご相談をお受けいたします。また午後は。、相続と心の障がい者の就労支援に関するご相談をお受けいたします。
今日は、前島誠先生の言葉のご紹介です。
わたしはわたしを求めなかった者に、問われることを喜び、わたしを尋ねなかった者に、見いだされることを喜んだ。 [イザヤ書・65章1]
天邪鬼ということばがあります。他人に素直に反応しようとはしないで、わざと他人のことばや行いに逆らう人のことです。まことに厄介な傾向の持ち主と言わざるを得ません。
しかし、よく考えてみると、われわれはだれしも多少はこの傾向のもとにあるのです。特に夫婦や親子、あるいはそれに近い血縁姻戚関係のなかでは、そのような傾きに陥っている自分を発見して、うろたえることが多いのです。とすれば、この傾向は人間の自然の傾きであるといえるかもしれません。
おもしろいことに、神を実現に見いだすのはこのような天邪鬼だというのが、ここに引用したイザヤ書の文意なのです。
「神様、神様」とやたらに神に従順な姿勢を示す人よりも、神に逆らって言うことを聞こうとしない人のことを、神は気にかけているのかもしれません。そのような人がひるがえって神を呼ぶとき、神は喜ぶというのです。また求めない人ほど、実際には神を見いだすものだというのです。
このことの奥にある真理を、じっくりとかみしめたいものです。