仙台の行政書士より241122心のメッセージ
本日は午前中、産業廃棄物処理業許可申請と一般社団法人設立申請のご相談をお受けいたします。また午後は、外国人研修生の受け入れに関するご相談をお受けいたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
「“うつ”の友人にどうかかわったらいいのか?」とご質問を頂きました。“うつ”の人にとって友人に訪問に来られるほど辛いものはない。無理して会ったとしても、後でどっと疲れて『こんな無用な自分を見せてしまった』と落ち込むことになります。
しかし、全く連絡を取らないというのも問題です。「あの友人からも見捨てられたのか~」と落ち込むことになります。“うつ”の人は、「誰からもかかわれたくないが、見捨てられたくない」という矛盾した真理がまわっています。
そこで、私がおすすめするのは、「返事を要求しない」ハガキです。絵ハガキなどがいいでしょう。「だんだん寒くなってきました。ふと、何十年も前、あなたと夕食を共にしたことを思い出しました。それではまた・・・」ぐらいの軽い文章を添える。こんな軽めのハガキを二週間に1回、三週間に1回ぐらいのペースでコツコツと出すのです。これだと「返事を書かなきゃ」と相手にプレッシャーをかけずにすみます。しかし、同時に「あなたのことはいつも覚えていますよ」とメッセージは確実に伝わります。このような一言ハガキ作戦は「かかわられたくもないが、見捨てられたくもない」という“うつ”の人独特の心理を上手にすり抜けて、相手に温もりを着実に伝えることができます。
また同時に、友人に何もしてあげられないというこちらの罪責感も和らぎます。気になっている友人がおられたら、お試しあれ。