仙台の行政書士より241123心のメッセージ
本日は仙台純福音教会の主日礼拝に出席いたします。
今日は、前島誠先生の言葉のご紹介です。
ここまでは来てもよい。
しかし、そこから先はいけない。
おまえの高ぶる波は、
ここでとどまれ。 [ヨブ記・38章11]
義人ヨブの話は、よく知られている旧約聖書のなかの逸話です。
正しい心を持ち、神に従って生活していた大牧畜業者が、一夜にしてその家族とすべの所有物を失い、自らも重い病人となって路傍にうずくまる哀れな物乞いになるという話です。
ここに引用した一句は、嘆き悲しみ、なぜこのような目に会わなければならないのかと問いかけるヨブに対して、神が答えようとして与えたものです。
もともと人間というのは、矛盾を背負った存在なのです。人間そのものが矛盾であるならば、人生もやはり矛盾に満ちたものであるのは、むしろ当然でしょう。その結果、人間の考えではどうにも理解できないことが、しばしばわれわれを押しつぶそうとしてきます。
聖書は教えます。「ここまでは来てもよい。しかし、そこから先はいけない」と。
人間には、わかってもよいことと、わかってはならないことがあるのです。そして「そこから先」は、神だけの領分なのです。