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究極の自己受容

菊地茂

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 本日はシャロームの会で心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。

 今日は、髙木裕樹先生の言葉のご紹介です。

 どの本屋さんにも必ず並んでいるのは、中谷彰宏さんの本です。洗練され本質をつく名言に、多くの人々がはげまされています。私もその一人です。
 先日もこんな本の一節が私の目に飛び込んできました。「山本晋也監督は東京が大好き。だから東京の悪口さえも好き。・・悪口を言われると反論したり、ムッとしたり、半泣きになって売られたケンカを買うのは、余裕のなさや自身のなさのあらわれです。そういう人は自分自身を愛していないのです。・・悪口を言われた時に、『そうなんだよね。でも、そこがいいんだよね』と言えば、それ以上言いようがありません」。
 中谷さんに大きな影響を受けた一人で、現在経営コンサルタントとして活躍している千田琢哉さんも、御本の中でこんな事を言っていました。
 「『・・・だから好き』というのではなくて、『・・・という事実があるのにもかかわらず、それでも好き』というのが本当の好き」。
 この言葉を自己受容に当てはめるとこうなります。「私には、こういう欠点があります。それにもかかわらず、自分が好きです。そういう欠点があるからこそ好きなんです。」と言えたら、かなり自己受容が進んでいると言えるのでしょう。自分の欠点を愛することこそ、究極の自己受容であり、真の成功と幸せを生み出す秘訣です。

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