仙台の行政書士より241126心のメッセージ
本日は午前中、心の障がい者の就労支援のご相談を、午後はシャロームの会のメンバー交流会で光のページェントを見に出かけます。
今日は、増田泰司先生の言葉のご紹介です。
うつ病などの患者さんの中には、他の人と一緒にいることを避けようとする人がいます。イライラして家族に当たる人もいます。気分のいいときと悪いときの態度の差が激しい場合もあるでしょう。大人であれば「これは病気のなせるわざ」と理解できますが、小さな子どもの場合にはわけが分かりません。
親の言動が理解できないとき、よく子どもは「僕が悪い子だから」「私のことが嫌いになったから」という理由をつけてしまうものです。そうなると、将来的に、自信をなかなか持てなくなったり、周りの人たちの感情に敏感に反応するようになったりするかも知れません。
だから、家族としては、小さな子どもさんのこころが傷つきはしないかと、心配になりますよね?だからといって、患者さんに文句を言っても、症状を悪化させるだけです。
そんなときには、どうかお子さんに、「お父さん/お母さんは病気なんだ」ということを伝えてあげてください。「その病気は、怒りっぽくなったり、遊べなくなったり、悲しくなったりする病気なんだ」ということを教えてあげてください。繰り返し繰り返し。
お子さんが小さくても、きっとわかってくれます。そして、安心してくれます。