仙台の行政書士より241126心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請のご相談を、午後は相続申請と風俗営業許可申請に関するご相談をお受けいたします。
今日は、髙木裕樹先生の言葉のご紹介です。
TCSの受講生の方に、こう言われる方がいます。「今の自分が嫌いなので、自分を変えたくてこのセミナーに来ました。ところが、このセミナーに来ましたら、『自分を知って、そのありのままの自分を受けいれろ』とか、『自分を好きになろう』とか言われるんです。自分が嫌いで、来たのに、そんなことはしたくありません」。
何となく分かる気がしませんか?今の自分に×をつけてセミナーを勉強して、花○の自分に生まれ変わるのだという考え方です。
実はこの考え方では永遠に変われません。「今の自分はマイナスだ。だから努力してプラスになろう」。そうすると、努力してたとえプラスになったとしても、今度はそこをマイナスとして、さらなるプラスと言うことになります。結果、いつも今の自分が不十分というところから始めますから、切りがなくなります。いくらやっても、「まだダメだ、まだダメだ」と自分を打ちたたくことになるので、結局、健全なセルフイメージが育たないのです。
ですから、本当に心豊かに、セルフイメージを育てたかったら、とにかく、現時点での自分を知り、その自分を受け入れることです。今の自分をプラスとして、受け入れていくと、人の心はさらなるプラスへと自然に動き出すのです。セルフイメージを豊かにする鍵はここにあります。
「あるがままの自分を受け入れたとき、はじめて自分を変えることができるとはなんと興味深いパラドックス(逆説)なのだろう」(カール・ロジャーズ)。