仙台の行政書士より241126心のメッセージ
本日は午後に、心の障がい者の財産管理と成年後見に関するご相談をお受けいたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
天皇陛下ご夫妻が外国訪問をされている様子を、よくテレビ等で拝見いたします。先日はバルト三国に訪問されたときの内容が報道されていました。どの国でも熱狂的に歓迎されておられました。私が感動したのは、皇后陛下美智子様の細やかなその国の人々を思う心配りでした。美智子様は、その国の国旗の色に合わせたお召物で飛行機のタラップを降りてこられます。例えば、トラビアはえんじ色と白の国旗ですが、白地にえんじ色のコントラストのきいたお召物でした。リトアニアは、黄色、緑にオレンジの三色ですが、見事にそれをコサージュにあしらって登場されました。エストニアはブルーに黒と白でした。これも見事に着こなしておられました。
バルト三国の歴史は、大国に侵略され続けた苦難の連続です。ソ連崩壊後やっと悲願が叶って、独立し国旗を持つことができた国々です。おそらく、そのことを慮(おもんぱか)って美智子様のご配慮ではなかったかと私は推察しました。「天国はあなたがたのただ中にある」と言ったのはイエス・キリストですが、相手の存在を喜び合っていく中に、国境を越えて天国が広がっていきます。