仙台の行政書士より241126心のメッセージ
本日は午前中、心の障がい者の就労支援と相続に関するご相談を、午後はNPO法人設立に関するご相談をお受けいたします。また夕方は、「オリーブの風」で開催いたしますシャロームの会9周年記念コンサートの反省会に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生のことばのご紹介です。
ある青年からお電話をいただきました。「念願かなっていよいよ自分のお店を持つことができました。でもオープンを直前にしてドキドキしてきました。ちゃんと経営できるだろうか?ちゃんとお客様に対応できるだろうか?考えている内にどんどん憂鬱になってきて、オープンだというのに、もう気分は最悪。絶不調です。どうしたらいいでしょうか?」
切なそうな声に彼の現状がヒシヒシと伝わってきました。そこで私は申し上げました。「○○君、お店をオープンする時は絶不調の時に限るんだよ」。「え、私聞き間違えましたか?」。「いいえ、お店をオープンする時は、気分が最悪であればあるほどベストタイミングなんですよ」。「どういうことですか?」、「絶不調の時にお店をオープンすれば、不調になったらお店を続けられなくなる、でも、絶不調の時はその人の実力しか出ない。そして不調でもこれぐらいのことができるんだと自分の実力を確認できて、それがあなたの自信になります。やがて調子があがってきて、色々やればそれはオマケになります。だからオープンする時は絶不調に限るんです」。
彼曰く「なるほど~。ホッとしました。このままでオープンすればいいんですね」。何週間もしてから電話がきました。「すみません。忙しくてなかなか電話できなくて・・。おかげさまでお店は順調です。常連さんも来て下さるようになりました」と喜びのご報告でした。今度は私がホッとしました。