仙台の行政書士より241126心のメッセージ
本日は、午後心の障がい者の就労支援と成年後見につてのご相談をお受けいたします。
今日は、井出かほる先生のことばのご紹介です。
「あの人は心が広い」と言ったりします。寛大な心を持っている人に私は魅力を感じます。聖書では「柔和な心」と表現されています。柔和とは、相手に対する反応の仕方を自らがコントロールし、適切な対応ができることです。
若い牧師さんからなぜ牧師になったのか、そのきっかけを伺う機会を頂きました。その方は、かつてアメリカの牧場で働いていたとき、あるメキシコ人とルームメイトでした。その彼は、牧場に迷惑をかけてばかりで、多くの損害を与えていた人だったそうです。いつもその穴埋めは雇い主のボスと彼。ある日、彼はとうとう耐えきれなくなって、ボスに「もう限界です。あいつをクビにして下さい。」と嘆願しました。するとボスは、ニッコリ笑ってこう言ったそうです。
「君は、なぜ片側で人を見るんだ。あいつはいいところがあるんだよ。動物に対してはやさしくするし、一生懸命やる時はやるし。その人の悪い方だけを見るのは、よくないよ」と。そしてそのボスが彼に日本語の聖書をプレゼントしてくれました。そのボスはクリスチャンだったのです。それがきっかけで彼は教会に通うようになり、今、牧師となって神様の愛を伝えています。柔和な心は、もう一方の側で相手を見ることから生まれてくるようです。
「柔和とは殴り返すことではなく、相手のパンチを吸収する能力である」。(リック・ウォーレン)