仙台の行政書士より241126心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請のご相談を、午後はカメイ株式会社において「建設業法研修会」の講師をさせていただいた後に、宮城県庁で開催されます「宮城県工賃向上支援計画第2回検討会」に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生のことばのご紹介です。
大変な御試練のただ中にある方々のカウンセリングが続いています。涙を流しながらお話くださいます。
一段落したところで、「本当に大変なただ中を通ってこられましたよね。よくここまでやってこられました。・・で、強いて言えば、この御試練を通して、ご自身として何を得てこられたと思いますか?」と質問するときがあります。ご本人としては、「何で私にはこんな大変なことがあったんだろう?」という事だけに集中していたところに、「この御試練を通して、何を得てこられたと思いますか?」と質問されると、ハッとした表情をされます。人は質問されて始めて考えるところがあります。「そうですね~」と上を見上げながら、目が右から左に動く。NLP(神経言語プログラミング)という心の世界では、「目が上を向くということは映像を思い出しているのだ」と言いますが、おそらく今まで経験した事を思い巡らしておられるのでしょう。しばらくすると、「やっぱり、家族のあたたかみですかね~」「何がなくなったとしても、命があるだけで丸もうけということですかね」「自分は、何もできない人間だと思っていましたけど、あぁいう時って、びっくりするほどバンバンやられちゃって、自分もこんなに出来ることがあるんだって分かりました」。
試練をただ大変だったという思いだけで終わらせない。その大変だった試練のただ中に、決してなくならない自分だけの宝、財産が眠っています。