仙台の行政書士より241126心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と株式会社設立に関するご相談をお受けいたします。また、午後はNPO法人おりづるの理事会に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生のことばのご紹介です。
「“うつ”の友人にどうかかわったらいいか?」とご質問を頂きました。“うつ”の人にとって友人に訪問に来られるほど辛いものはない。無理して会ったとしても、後でどっと疲れて『こんな無用な自分を見せてしまった』と落ち込むことになります。
しかし、全く連絡を取らないと言うのも問題です。「あの友人からも見捨てられたのか~」と落ち込むことになります。“うつ”の人は、「誰からもかかわられたくもないが、見捨てられたくもない」という矛盾した心理がまわっています。
そこで、私がおすすめするのは、「返事を要求しない」ハガキです。絵ハガキなどがいいでしょう。「だんだん寒くなってきました。ふと、何十年も前、あなたと夕食を共にしたことを思い出しました。それではまた・・」ぐらいの軽い文章を添える。こんな軽めのハガキを二週間に1回、三週間に1回ぐらいのペースでコツコツと出すのです。これだと「返事を書かなきゃ」と相手にプレッシャーをかけずにすみます。しかし、同時に「あなたのことはいつも覚えていますよ」とメッセージは確実に伝わります。このような一言ハガキ作戦は「かかわられたくもないが、見捨てられたくもない」という“うつ”の人独特の心理を上手にすり抜けて、相手に温もりを着実に伝えることができます。
また同時に、友人に何もしてあげられないというこちらの罪責感も和らぎます。気になっている友人がおられたら、お試しあれ。