仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は、心の障がい者の就労支援に関するご相談をお受けいたします。
今日は、高木裕樹先生の言葉のご紹介です。
「夫が仕事で帰宅が遅すぎる!」「子どもが不登校になった!」「隣の住人がいつも文句を言って来る!」等の様々な悩みは、「自分がどう生きるか」ではなく、「人をいかに自分の思い通りにするか」に原因があります。
「こうでなければ」と執着せず、「こうであったにこしたことはない」と考えてみてはどうでしょうか?人は、無意識の内に自分自身を縛っています。これを執着といいます。人は握っているものに振り回されます。この握っているものこそ執着です。
チンパンジーの生け捕りの話をご存じですか?木に穴を開けて木の実を入れておきます。チンパンジーは、穴の中に手を入れて木の実を取ろうとします。しかし、その穴は、木の美を握っているままでは引っ張り出すことができない大きさになっています。手を離せば逃げられるのですが、木の実がどうしても欲しいのでなかなか手放せない。すると、そのうちに生け捕りにされてしまうのです。笑える話ですが、これは他人事ではなく、我が事であると実感します。
執着から解放される第一歩は、「自分は何を握っているか?」と自分に問いかけることです。次に「なぜ、そんなに自分はこれを握っているのだろう?」と問いかけましょう。そして手を放せる物から、少しづつ手放す。あなたの心に自由が生まれてきます。