仙台の行政書士より241126心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請に関するご相談を、午後は、NPO法人設立申請と一般社団法人設立に関するご相談をお受けいたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
私はアメリカ留学時代に手品を専門的に学び、プロとして学費を稼いでいた時代がありました。手品をお見せいたしますと、数多くさせていただく中で、ポロっと道具を落としてしまったり、ミスをしてしまうことがあります。
そのような時、素人の方は「アッ」と必ず顔に出します。見ている人たちは分かりませんから、黙っていればいいものを、ミスに動揺してバレてしまうのです。「鳴かずんば、撃たれないものを」という言葉通りです。しかし、プロになればなるほど、反応ではなく、対応ができるようになります。そういったミスも芸のうちになります。ポトッと落としても、ニコッと笑うでしょう。すると、それはミスではなくて、そのようにするものなのだとお客様は思われます。三味線のプロは、演奏中弦がキレても、何事もなかったように引き続けるために“とちり稽古”を練習なさるそうです。
人生も同じです。あなたも人生のプロとして、何か失敗や試練に出会う度に“ニコッ”と微笑むのです。その失敗や試練から、あなたならではの音色があふれ出ます。