仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は、東京純福音教会の主日礼拝に出席いたします。
今日は、前島誠先生の言葉のご紹介です。
くり返し聞くがよい、
しかし悟ってはならない。
くり返し見るがよい、
しかしわかってはならない。 [イザヤ書・6章9]
人が陥りやすいまちがいの一つに、わかってもないくせにわかったつもりになるということがあります。俗に「のみ込みの半助」と言われる傾向です。
このような傾向の強い人は、あわてて早わかりしたがるものです。急に急ぐ必要ありとも思えないのに、なぜかわかろうとせくのです。その結果、理解内容の正確さがおろそかになり、取り返しのつかない失敗を招くことすらあるのです。これではせっかくの早わかりも、むなしいことになってしまいます。聖書は教えます。「わかってはならない」のだ、と。
信仰者のまちがいやす点も、まさにここにあります。くり返し聞いたのだから、自分はとっくによくわかっている―と思い込みがちです。しかし、そんなによくわかっているものでしょうか。
神ご自身のことを、人がそう簡単にわかるわけがないのです。神のことばである聖書についても同じことです。
耳を澄まして聞いたうえで、なおかつ、わかったつもりにはならないこと―このことをよく心したいものです。