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イエス・アンド話法

菊地茂

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 本日は、ローマ空港よりドイツ・ミユヘン空港を経由して、成田空港へ向かいます。尚、シャロームの会では、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。

 今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

 「なるほど、・・・とお考えなんですね。でも、こういう見方もできると思うのですがいかがですか?」。カウンセリングの後半で、私がよく使っている言い回しです。クライエントさんが抱えている問題に対して、別の視点を提示し、間違った角度でクライエントさんの問題を考えるきっかけを作ります。いったん相手の言われたことを受け止めてから、but(でも)をはさんで、こちらの視点を伝えるテクニックです。イエス・バット話法と言います。ビジネスの世界でもよく使われています。「確かにこの商品は高額です。でも、この商品には○○という機能がついていまして・・アフターサービスもしっかりさせていただきます」。こんなセールストークはまさにイエス・バット話法です。
 一方で、私はこのイエス・バット話法の他に、イエス・アンド話法もなるべく使おうとチャレンジしています。「なるほど、・・・と考えなんですね。あと、こういう見方もできると思うのですがいかがですか?」。butの代わりにand(あと)を使うのがポイントです。この利点は、イエス・バット話法は、相手を受け止めてはいますが、butを使うので相手を否定した感じがの残りやすいのに対し、イエス・アンド話法は、andを使うので相手を肯定し、さらにそこから新しい視点が開かれていく感じになります。このアンドの部分には、「実は」「その他に」等も使うことができます。お試しあれ。


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