仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は午前中、農業法人設立に関するご相談を、午後は建設業許可申請に関するご相談をお受けいたします。
今日は、前島誠先生の言葉のご紹介です。
神はまた言われた。
「われわれにかたどり、われわれに似せて、人を造ろう。そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、地を這うものすべてを支配させよう」
神はご自分にかたどって、その人を創造された。[創世記・1章26-27]
これは天地創造の六日目、人間の創造についての創世記の一節です。
ヘブライ語原典では、創世記のことを「ベレシット」(はじめに)という名称で呼んでいます。文字どおり聖書全巻の第一書であり、それ以上に万物のはじめを語るという意味で、ふさわしい名称でしょう。
人間は神のかたちに造られたものであると聖書は教えます。
「われわれに」という表現は、原文では「神」という語が大切なものを表現するときに使われる複数形のエロヒームになっているため、それに数を合わせたものです。
さて、神に「かたどって」造られたというのは、どういう意味でしょうか。
人間の顔や姿が神に似ていると解釈した人もいました。しかし、これはあまり適切とは言えない。ユダヤ人はかたちがなく、純粋の霊であると考えていたからです。
この句の真意は、人間の心が神に似せて造られたという点にあります。人の心は、折にふれて少しだけ神に似た心になるというのです。