仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は、日本・韓国信仰回復聖会に出席いたします。
今日は、前島誠先生の言葉のご紹介です。
こうしてこの地に戦争はやんだ。 [ヨシュア記・14章15]
毎年八月になると、昭和二十年の終戦の日のことが思い出されます。よく晴れた日でした。ご年配の方はそれぞれの場所で、それぞれの感慨をお持ちのことでしょう。
「こうしてこの地に戦争はやんだ―」
ヨシュア記の著者は、いったいどういう思いで、この句を記したのでしょうか。
ヘブライ語で「戦争」のことを〈ミルハマー〉(ML・HMH)と言います。その語源はなんでしょうか。
「パン」のことを〈レヘム〉(L・HM)と言います。ミルハマーはこれから造られた語で、「パンから生じること」ぐらいの意味なのです(ちなみにベトレヘムは、「パンの家」という意味でした)。
パンから生じるとは、どういうことでしょうか。人の争いのもとは、おおむねパンの取り合いから始まるのです。他人はどうでもよい、自分さえ食べられればいい、そうした心の積み重なりが、いつかは戦争につながるというのです。解決の糸口はあるのでしょうか。
聖書は教えます、「貧しい人に心を固くせず、手を閉じるな」(申命記・15章7)と。