仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は、シャロームの会のメンバー交流会に出席いたします。
今日は、高木裕樹先生の言葉のご紹介です。
ほめるときは、必ず相手のほうを見て「自分もうれしい」という気持ちをこめて伝えることが大切です。「自分が認められている」ことと、「相手が喜んでくれている」ことの両方を伝えることができます。このことにより、相手の「仲間になりたい」「人のために役立ちたい」「貢献したい」という人間の本質的な欲求に働きかけることにもなります。
さて、ある会社で素晴らしい業績を上げた部下に、上司が「君のやる気はすばらしい」とほめました。ところが、部下は「この上司は自分のことをちゃんと見ていてくれない」とさびしく思ったそうです。なぜでしょう?この部下が認めてもらいたかったのは、結果だけでなくてそれに至るまでのプロセスだったのです。「自分で考え、自分なりに工夫して、営業で成果を出せた」、その部分をほめてもらいたかったのに、やる気だけほめられてもうれしくない。さらに「この上司は、日頃俺の努力は全然見ていてくれない」と部下はがっかりします。
できる上司とは、部下の結果をほめるだけでなく、それに至るまでのプロセスをほめる事のできる人です。ほめるには、日頃から相手のちょっとした変化を見逃さない観察眼が必要です。