仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は午前中、一般財団法人設立申請と相続申請のご相談をお受けいたします。また、午後は福祉経営セミナーとマイベストプロ宮城夏のセミナーと交流会に参加いたします。
今日は、前島誠先生の言葉のご紹介です。
だれでも、水と霊とから生まれなければ、神の国に入ることはできない。……風は思いのままに吹く。あなたはその音を聞くが、それがどこから来て、どこへ行くかは知らない。霊から生まれる者もみな、それと同じである。 [ヨハネによる福音書・3章5、8]
これは、イエスがニコデモとの対話で、〈新生〉ということについて説明されたことばです。
「水」という語は、砂漠周辺の民族にとっては〈いのち〉そのものを意味します。ヘブライ語で水のことを〈マイーム〉といいますが、これは自然に〈ハイイーム〉(生命)を連想させる響きなのです。文法から見ると、マイームもハイイームもわざわざ複数形で使われるめずらしい単語です。水といのちとはそれほど大事なものであり、聖書の民の心のなかでは、切っても切れない関係にあるといえるでしょう。
「霊」は、ヘブライ語で〈ルアハ〉です。これは霊を意味すると同時に、「風」や「息」をも表すことばです。したがってことばで聞く限り、霊も風も同じルアハとなるわけです。
「風は思いのままに吹く」―信仰によって新しいいのちに生きることの意味はここにあるのです。かたちにとらわれることなく、自由な霊の息吹き(ルアハ)のうちに歩むことこそ、神に触れる道だというのです。