仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は午前中、兵庫県よりシャロームの会を視察に来られる方々をご案内、同行いたします。また午後は、精神障がい者の就労支援に関するご相談をお受けいたします。
今日は、高木裕樹先生の言葉のご紹介です。
財布を落としてしまった時に、「どうしよう、困ったな~」「カード悪用されないかなぁ~」とつい言ってしまい、何かと心配して不安に支配されることがあります。すると不安がパニックを呼び冷静でいられなくなります。これを“不安の先取り”と言います。
しかし、言うこともできます。「必ず、見つかり、自分の手元に戻ってくる」「良心のある人が拾って届けてくれる」「財布を落としただけで、命まで落としたわけではない」。これを安心の先取りと言います。“安心の先取り”に長けてくると、“希望の先取り”ができるようになっていきます。神様が与えて下さった“先取り能力”を“不安”に使うのか、“安心”や“希望”に使うのかは、言うまでもなく、あなたが日頃語っている“言葉”次第です。
語る言葉を工夫することによって気持ちが違ってきます。日々の生活の中で辛いことがあったりします。避けようと思っても避け切ることができないこともあります。そんな時には、無理に避けようとしないで、言葉を変え受け止め方を変えるのです。
「気持ちはすぐに変えられないが、言葉は少し変えることができる」と言った人がいます。感情がついてこなくても前向きな言葉を使うことによって、安心と希望の“先取り能力”を磨きましょう。