仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日も引き続き、花巻市でシャロームの会の職員視察研修に同行いたします。
今日は、前島誠先生の言葉のご紹介です。
それゆえ、主なる神、イスラエルの聖なる方はこう言われる。
「あなたがたは、
立ち返りと静観によって救われ、
沈黙と信頼において力を得るであろう」 [イザヤ書・30章15]
突発的な出来事や、予期せぬ不幸に見まわれると、だれしも心はゆれ動き、あわてふためいた態度をとるものです。
日頃から、自分は落ち着きもあり、少しは自制心があると思っている人でも、いざとなると、はた目にも気の毒なくらいとり乱してしまうものです。
そういうときどうしたらよいのか、聖書は四つのことを教えます。
①立ち返り:まずもとの姿勢に戻ること。一方の極に振れてしまった心を、もういちどもとの位置まで振り戻すこと。
②静観:次に自分を脇に置くこと。脇に置いて、じっと見ること。
③沈黙:そして、とにかく黙ること。黙っていれば、心に落ち着きが戻ってくる。
④信頼:最後に信じること。ありのままの自分を信じ、同じように人を信頼し、あとは神にまかせること。
わたしたちの日常は、これとは逆です。いつも振れっ放し、不信にかられてわめくばかり、この傾向を反省したいものです。