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さらに先がある

菊地茂

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 本日は午前中、入管法在留資格変更許可申請書の提出へ仙台入管へ、午後は、心の障がい者の就労支援に関するご相談をお受けいたします。

 今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

 「地の果て」というと、どこをイメージされますか?私は一度アラスカを上空から見たことがあるのですが、切り立った山々、荒涼とした地面や雪原を見て、まさに「地の果てだなぁ」と思ったことがありました。
 さて、歴史を溯るところ二千年前、どこが地の果てであったかというと、その当時は、ローマ帝国が君臨した地中海沿岸が世界であるというのが常識でしたから、なんとスペインが「地の果て」であると人々は信じていました。証拠に、かつてスペイン王室の旗の紋章には、Nec Plvs Vltra「この先はなにもない」と記されていました。かつて学者たちですら、「大西洋の水平線の先には何もなく、船は世界から下に落ちてしまう」と信じていた時代が何百年もあったのです。
 ところが、ある日コロンブスが航海に出て、海の向こうに新大陸があることを発見しました。それを期に、スペインの王は紋章の文字を今日のPlvs Vltra「さらに先がある」に変えました。
 人生も同じです。「この先は何もない」という旗を人生に立ててしまうと、そこが自分にとっての「地の果て」、すなわち限界であるかのように思いこんでしまいがちです。しかし、あなたの「地の果て」には、人生には「さらに先がある」という可能性の扉が用意されているかもしれません。人生の限界にぶつかったとき、「この先はなにもない」という旗を立てるか「さらに先がある」という旗を立てるかで、人生はまったく変わっていきます。

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