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ほめるタイミング

菊地茂

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 本日は午前中、産業廃棄物処理業許可申請のご相談を、午後は一般財団法人とNPO法人設立に関するご相談をお受けいたします。

 今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

 特に一心不乱に我が子が何かに打ち込んでいたら、たとえほめ言葉でもあまり声をかけない方がいいという報告があります。それをしていること自体、夢中になり没我しているわけですから、そこで声をかけると、その子どもさんのせっかくの集中力が途切れてしまうことになります。
 よかれと思って「勉強熱心ね。これはご褒美よ」といってケーキをもっていかれるお母さんがいますが、それは勉強している我が子の様子をしっかり把握して、タイミングをみてなさった方がベターです。集中力が途切れるばかりでなく、さらに志の高いお子さんになると、「僕は、ケーキもらうために勉強してんじゃないよ。お母さん邪魔しないでよ」と言う子もいるそうです。相手のやる気を高めるためと思ってしてことが、タイミングを外すとせっかくのやる気を台無しにしてしまうことがあります。せっかくその人のやる気をそがないように気をつけたいものです。
 こういった“内発的なやる気”をいかに邪魔しないでいられるかが、ほめる以上に大切だと昨今よく言われるようになりました。ほめてその気にさせようとする“外発的動機づけ”よりも、もともと本人が持っている“内発的動機づけ”の方が、本人の本質的な成長につながることは言うまでも有りません。ほめることは大切ですが、ほめるタイミングはもっと大切ですね。

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