仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請書類の作成を、午後は、シャロームの会に来所している高校生ボランティアの方々との交流会に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
いつもとても深い心の世界をレクチャーなさる方がおられます。どのような勉強をしておられるかお伺いしたところ、その方はズバリ「分厚い専門書しか読まない」と答えられました。「分かりやすい入門書などは、読まないのですか?」と尋ねると、「入門書を読むと、分かったつもりになって、あんまり身に付かないんだよね。身に付いていないものは、話してもどっからか借りてきたみたいな話になっちゃって、人に伝わらないような気がするんですよ。でも、入門書も読みますよ。何冊か専門書を読んで、後から入門書を読むと、『この入門書を書いた先生、良くまとめておられるな~』と感動して、かえって心にも頭にも整理されて残るんです」と答えられました。私は「さしがだな」と思いました。
「量より質か?」「質より量か?」とよく言われますが、私は、ある程度の「量」をすることが、物事を身につける上では必要だと思います。「量」をしていくのに比例して、「質」も上がっていく。「量」をしていないのに、「質」の良し悪しは分からないと思います。「質より量」から始めていくと、結果的に「質」が向上し「量より質」の世界が見えてくるのではないでしょうか。一見非効率的に見える方法が、実は最も効率的だったりします。効率を求める時代だからこそ、心したいポイントですね。