仙台の行政書士より241125心のメッセージ
ほんじつは午前中、社会福祉法人円(まどか)の再建祝賀式に出席いたします。また午後は、シャロームの会が主催いたします、おりーぶサロン「精神保健の先進国イタリヤに学ぶ」に出席いたします。
今日は、渡辺裕子先生の言葉のご紹介です。
相手によって引き出されたことは、全部自分のこと。これが「自分さがし」をするときの基本です。相手のことを言っているようだけれど実は自分のことを言っている。まさに“カチンと来たら自分を知る最大のチャンス”なのです。
「あの人はいつも否定的なことばかり言って、昔のことをいつまでもふんぎれないでいるのを見ているとイライラする」。それは自分の中にも同質のものがあり、その自分を認めたくない、受け入れられずに責めている場合がほとんどなのです。
「いいえ、自分はふんぎれるタイプです」という時には、かなり無理して反動的にそうしているか、きっとふんぎれる自分をどこかでとがめているのかもしれません。対人関係がより豊かであるためには、相手をどうやって受け入れるかではなく、自分をどう受け入れるかなのです。
こんなことではだめだ、こんな自分はいやだと、自己否定感でいっぱいになってしまいそうになりますが、「ふんぎれなくて当然だよ」「にもかかわらず、よくここまでがんばってきたよね」と繰り返し繰り返し自分に言ってあげてください。それが自分と出会うことであり、他者と出会うことなのです。