仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は午前中、精神障がい者の就労支援事業所の販売スキルアップ研修会に出席し、午後は、顧問をしておりますカメイ㈱の建設業法研修会で講師をさせていただきます。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
成功者と言われる人に共通していることは、自分を支える言葉、格言等を持っていらっしゃることです。大事業を成し遂げられたAさんは、「道」を座右の銘として挙げられました。
道とは何か?まず言えることは「極める」ということではないでしょうか。スポーツでは柔道や剣道、習い事では華道、茶道と言います。また、「武士道」という、日本人古来の生き方、考え方もあります。すべて物事を極めていく世界に、「道」が生まれます。
ある程度カウンセリングを学ばれた方で、「私はどの心理療法を軸にカウンセリングをしたらよいでしょうか?精神分析がよいですか?ゲシュタルト療法ですか?それとも論理療法ですか?」と、どの療法を選び学んだらよいかと相談してこられる方がおられます。ある意味では、どの道を選んでも同じと言えます。不思議なことに、一つを極めると、他のすべても包み込んでいく豊かさがあるからです。ゆえに、「何を」学ぶかではなく、「どのように」学ぶかが大切です。
道を極めるとは、与えられた自分の状況で、決してあきらめず、やり抜くことです。「成功した人は、みな、成功するまでやめなかった」と言ったのは、経営の神様と言われ、今、新たに注目されている松下幸之助さんです。この単純明快な心理に従い、コツコツやっていくなかで、ふり返るとあなたならではの道が出来ていることでしょう。