仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は午前中、精神障がい者の方の相続と成年後見に関するご相談を、午後は、宗教法人設立の納骨堂設置許可に関するご相談をお受けいたします。
今日は、前島誠先生のことばのご紹介です。
天が下のすべての事には季節があり、
すべてのわざには時がある。……
神のなされることは皆その時にかなって美しい。
神はまた人の心に、永遠を思う思いを授けられた。 [コヘレトの言葉・3章1、11]
コヘレトの言葉は、旧約聖書のなかでもきわめて異色なものです。
「空の空、空の空、いっさいは空」という書き出しの一句にも、それが表れています。すべてのものは、結局は過ぎ去るものであって、何もその時の流れから逃げることはできないし、それを自由に変えることもできないというのです。
また人間には、生まれる時、死ぬ時が定まっているし、若い時があれば、必ず老年が待っている。捜すに時があり、失うに時があり、戦うに時があり、和らぐに時がある―と言っています。それはすべて、自分の業に時があることを教えています。
しかしその上に、人間にはもう一つの時があるということです。それは「永遠への思い」です。時間という機械的なものによってはけっしてはかることのできない時―人間を根底から支えている「永遠への思い」があるというのです。