仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は、終日NPO法人おりづる主催の法律相談会で亘理町役場にお伺いして、相談をお受けいたします。
今日は、前島誠先生のことばのご紹介です。
人はすべて、聞くに早く、語るにおそく、怒るにおそくあるべきである。人の怒りは、神の義を全うするものではないからである。 [ヤコブの手紙・1章19-20]
聖書は、数多くの実践的教訓を与えてくれていますが、これはそのなかでも特にすぐれたものの一つです。
聖書は言います、われわれはまず、他人の話によく耳を傾けなければならない。そうすることをためらったり、ぐずぐずしたりしてはいけない。敏速に、素直に、聞く姿勢を持たなければならない。そうすることによって、自ら語り出す事を控えることができる。また、軽率に怒り出すようなこともなくなる―というのです。
ここで、わたしたち自身の毎日の行いを振り返って、よく考えてみましょう。
他人の話を聞くのにきわめて遅く、構えて冷やかに応じたり、はなはだしいときには話の腰を折ったりしがちです。そうして自分のこととなると、すみやかに語ります。話を自分の側に取ってしまうのです。とどのつまりは、ささいなことでもすぐに腹を立てて怒り出すのです。
これでは、聖書の教えとまさに正反対の生き方をとっていると言わざるを得ないのです。