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互いに補いあってこそ夫婦

菊地茂

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 本日は午前中、仙台市公園愛護協力会宮城野支部の定期総会に出席いたします。また午後は、東北ヘルプの監査会と仙南ひまわり会定期総会に出席いたします。

 今日は、前島誠先生のことばのご紹介です。

 主なる神は言われた、「人がひとりでいるのは良くない。彼のために、ふさわしい助け手を造ろう」[創世記・2章18]

 創世記2章によると、まず男が造られます。次に語られたのがこのせいりふ、良き妻を与えようという神のご計画でした。
 「彼のために、ふさわしい」という句は、原文では〈ケネグドオ〉となっています。分解すると、ケ(のような)、ネグド(向き合った)、オ(彼に)となります。
 いったい神は、どのような妻を男に与えようとしたのでしょうか?原文から見ると、〈夫に対等に向き合えるような〉妻―これを意図されたことがわかるでしょう。
 人と人が互いに向き合っている状態、その位置関係をご想像ください。妻の目はどこに向けられているのでしょうか?それは夫の背中の方角です。つまり夫の目がとらえることのできない領域です。これがケネグオドの中身、「ふさわしい」と翻訳されたことばの真意でした。
 夫と同じものを見ていることが能ではない、夫には見えていないものを、しっかりと目でとらえる―これこそが妻たる者の役割だ。聖書はそう教えています。
 このことは、もちろん夫にも当てはまるでしょう。お互いに相手にかけている所を補い合う、そうであってこそ本当の夫婦と言えるのです。

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