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自分をほめると謙虚になる

菊地茂

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 本日は午前中、医療法人設立認可申請のご相談をお受けいたします。午後は、「オリーブガーデン」でオリーブ ランチセミナーでシャローム~心の平安について~お話をさせていただきます。

 今日は、金藤晃一先生のことばのご紹介です。

 「自分をほめることができない人とは、プライドの高い人だ」という言葉を聞きました。私は“一日10個ほめて寝る”という習慣を提唱していますが、プライドの高い人はかなりやりがいを感じられるようです。『「ちゃんとご飯を食べられた」「とりあえず会社に行けた」なんて、ほめる内に入らないでしょ。そんなことをほめなきゃいけないなんて、そこまで私も落ちたか~と思って情けなくなります』と反応する方がおられます。
 プライドが高い人ほど、ほめるハードルが高い人です。実は、その“高すぎるほめるハードル(プライド)”が、「まだこんな自分ではダメだ」と自分を責め、その人を落ち込ませていくのです。
 ここで、この“10個ほめる”という実にシンプルな方法が醍醐味を発揮します。6個目まではなんとかほめることができる。7つ目当たりから、ほめるハードルをどんどん下げていかなくてはならなくなります。10個ほめた頃には、ほめるハードルは相当低くならざるを得なくなっています。
 以前、「金藤さん、自分で自分をほめていたら、傲慢になりませんか?」と尋ねられて、ハッキリと答えること出来ませんでした。しかし、今は答えることが出来ます。「傲慢にはなりません。むしろ謙虚になって小さなことに感謝できる人になります」と。自分をほめればほめるほど、結果的にプライドが低くなり、やさしい温かいまなざしを自分に向けている自分に気がつきます。


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