仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請のご相談をお受けし、午後は、NPO法人設立認可申請に関するご相談をお受けいたします。また夕方は、NPO法人シャロームの会の各施設の運営会議に出席いたします。
今日は、田中信生先生のことばのご紹介です。
スポーツの世界に限らず、すべての分野で、基礎体力や基本のないところに、応用ワザはなし得ません。この当たり前のことが理解されないことが多くあります。
早く結果を出したい、早く舞台に上がりたいとばかり願いがちです。しかし、花は枝に咲き、枝は幹に支えられ、幹は目に見えない根に支えられています。見えない根に関心を持ち、根を深く、強靭にすることが、すべてにおいて良き結果をもたらします。現代はあまりにも結果を急ぎ過ぎるため、根が弱く、時には、枝に花だけがあって根がない場合もあります。それは、当然枯れることになります。仮に今年は花が咲かず、実を結ばなくても、根があれば命がありますから、やがて実を結ぶ時を期待できます。
教育者として有名な東井義雄氏のことばです。『根を養えば、木は自ずから育つ。根のある草は、芽をふく、自ら伸びる、花を開く。根の深さが、木の高さになる。見られないことにも耐えられる根っこ、陽の当たらぬことにも耐えられる根っこ、踏みつけられることにも耐えられる根っこ。見えないところが本物にならないと、見えるところも本物にならない。見えないところが見えるところを支えている』。今日も、根を養う。すなわち、日々の小さな出来事をも、心を込めて、忠実になしていくことです。