仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は午前中、相続申請と成年後見申請に関するご相談を、午後は、NPO法人シャロームの会の「オリーブ・ガーデン」のオープン記念会に出席いたします。
今日は、田中信生先生のことばのご紹介です。
人は必ず年をとり、病気になることもあります。『生きがい療法』からの3つの姿勢は、そのような私たちに大きな生きるヒントをもたらします。
1、ただ生きようと思うのでなく、自分が自分の主治医になったつもりで病気をしっかりとらえ、前向きな姿勢で生きること。
2、今日一日の生きる具体的な目標を自覚し、全力投球すること。
3、人のためになることをすること。
特に、3番目を心にとめたいものです。自分に試練が降りかかると、人は、自己中心になりがちです。しかし、そのような時にこそ、自分のためにではなく「他者のために」と生きることが、肉体的にも精神的にも、新たな活力を得る秘訣のようです。
生きがい療法の第一人者伊丹仁郎先生は、こんな事を言っておられます。
『モンブランに登山した7人の癌闘病者(Cancer survivor)のうち、すでに進行ガンであった2人は、登山後2年数ヶ月で永眠されました。しかし、この2人は登山直後より仕事に復帰し、また、望まれれば各地で闘病体験談を講演するなど、死の直前まで社会に貢献する活動に取り組んでいました。他の5名は10年後の現在も元気に仕事や趣味、スポーツに取り組んでいます。それぞれの人が、モンブラン登山を体験したことによって、その後の生きる意欲、生き甲斐が大幅に高くなったと語っています。』