仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は午前中、心の障がい者の方の就労支援の相談をお受けいたします。午後は、NPO法人ソキウスせんだいの定期総会に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
アメリカで最も有名な大統領と言えば、エイブラハム・リンカーン。彼は最も愛され、同時に最も憎まれた大統領と言われています。彼の奴隷解放宣言は、今となれば歴史の偉業と評価されていますが、人種差別の激しかった時代、彼の政策は多くの人々に批判されました。
南北戦争が終結した直後、彼は暗殺されその波乱の生涯を閉じるわけですが、召された直後、彼のかばんの中に何が入っていたかご存知ですか?
なんと、彼を肯定的に評価してくれている新聞記事の切り抜きが、何枚も入っていたそうです。そのことを聞いて私は意外に思いました。リンカーンのような偉大な大統領であっても、人からの評価は気になっていたのだなと思ったからです。
多くの人から批判される日々の中、おそらくリンカーン自身も落ち込むこともあったでしょう。ときおり、一国の大統領が、小さな新聞のコラムをよんで、自分自身を励ましていた。それを肌身はなさず持っていたということに、偉大な大統領の人間味を感じました。
やはり、人間は、どのような立場に立っている人であっても、「あなたはすばらしい」というプラスのストロークが必要なのだと実感しました。自分に対して、その人に対してプラスのストロークを語りつづけていきたいものですね。その積み重ねが、試練を乗り越えていく原動力になるのですから。