愛はおのずと起こるもの

　本日は午前中、国籍帰化許可申請と相続申請手続きに関するご相談を、午後は建設業許可申請に関するご相談をお受けいたします。
　尚、本日より5月18日（金）まで仙台三定禅寺館5Fに「カフェ・オリーブガーデン」のプレオープンをいたします。

　今日は、前島誠先生の言葉のご紹介です。

　愛はおのずから起こるときまで、
　ことさらに呼び起こし、
　かつさますなかれ。　　　　　　　　　　「雅歌・2章7」

　昔から、愛について数えきれないほどたくさんの名句が書かれました。しかし、雅歌のなかで繰り返し語られるこの詩句ほど、愛の本質をわたしたちに教えてくれるものは、ほかにないでしょう。
　愛は何よりもまず、「おのずから起こる」ものであるというのです。この点を心しない限り、どんな愛もむなしいものになってしまいます。愛がもっとも嫌うのは、ことさらにということなのです。
　神から与えられたもののなかで、もっとも大事な宝は自由でしょう。どんなに良いと思われるものであっても、それが人間の自由を奪うものであってはならないのです。善の押し売りは、すなわち悪なのです。
　わたしたちは、自分では知らず知らずのあいだに、この善の押し売りをしていることがあるのです。愛とか、親切とかの美名にまどわされるため、よけいに独りよがりになってしまうのでしょう。
　聖書は真の愛が何かを教えてくれています。「おのずから」の愛を大切にすること―これに尽きるのです。