仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と貨物運送事業許可申請のご相談を、午後は、株式会社設立と一般財団法人設立に関するそれぞれのご相談をお受けいたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
人生にはマイナスや失敗はなく、すべてが宝であり、マイナスと思えることほどより確かな宝であることを、日々、確認したいものです。
日野原重明医師は、医師となって初めて出会った患者さんの死から大きな宝をいただいたそうです。
結核で入院していた20歳くらいの女性が自らの死期の近いことを悟り、ふるさとに住む母親宛のメッセージを日野原医師に言づけしようとした時、日野原医師はその魂の叫びに耳を傾けず、「そんなに弱気になってはいけません」と励ましたそうです。
「あのとき彼女の魂の叫びを聞いてさし上げていれば」と悔いても悔い切れないその記憶を、96歳になる今も多くの人々に語り、人々から感動を引き出します。すなわち、20歳で亡くなられたこの女性は、今も、地上にあって、多くの人々に生きるいのちを提供しているのです。
すべてのものが宝になる。このような生き方、考え方を今日もさらに深め、あなたの生活の中でそれを見いだし、活用してまいりましょう。過去を否定するということは、現時点の自分を否定することになります。なぜなら、その過去の積み重ねによって、今のあなたがいるからです。マイナスと思える過去をプラスと受け止めることは、即今の自分自身をプラスとして認めることに直結します。